沿革
戦後間もない昭和25年、創業者増田昭雄が個人営業で恒温水槽を始め各種温度環境試験器の製造を開始しました。
時は産業界、経済界の復興期にあたり、研究開発の重要性も急速に高まりをみせ、弊社の恒温機器類の需要は逐次増加、順調に発展の途をたどりました。
この間弊社技術スタッフは各大学、研究機関の手厚いご指導とご支援を得て新機種の開発、改良に意欲的に取り組み、ついに昭和45年には我が国初のハンディクーラーの開発、製作に成功し、需要家の絶大なご好評を博し業界における 現在の地位を固めることとなりました。
尚この年には組織を改めトーマス科学器械株式会社を設立。昭和47年には本社及び工場を東京都葛飾区の現在地に新設し、生産能力の向上を図りました。
弊社は鋼板の板取り、板金から各種機器類の取付組立まで一貫して自社生産を行う、この業界では数少ない企業の一つです。
全ての製品が手作りの心のこもったモノで、自信と誇りを持っています。
お客様に満足いただける製品・サービスを提供し、社会の発展に貢献するものづくりを行うことを会社の品質方針とし、後も更により良い製品をご提供させていただけるよう努力してまいります。