弊社の振とう機をご使用いただいている中で、『振とう時にコツコツと音がする』『振とうしなくなった』 など、このような症状が出た場合に、まずご確認いただきたいのがVベルトです。
原因は他にあるかもしれませんが、比較的多くの場合、Vベルトを新品に交換することで通常にお使いいただけるようになります。
Vベルトは素材がゴムですので、長い間ご使用いただいていると、摩擦で擦り切れたり、ささくれができたりして正常な動作ができなくなり最終的には切れてしまうことがあります。
それにより、異音がしたり振とうしなくなります。
Vベルトが切れた状態ですと負担がなくなりますので手で簡単に振とう台を動かすことが出来ます。
前述しましたようにVベルトはゴム素材でできており、振とう機の駆動部(下部のモーターのある部 分)にあります。
モーターの回転をプーリーという部品に、このVベルトで伝えることで振とう作業を 行っています。
製品型式 | V ベルトの品番 |
AT-12S | A-69 |
AT-12R | A-60 |
AT-24S | A-55 |
AT-24R | A-46 |
AT-12・AT-12H | A-56 |
RS-12 | A-47 |
TAL-RS310 | K-23 |
※Vベルトは いくつかのサイズがありますので、傷んでしまったVベルトに表示されているアルファベットと数字をご 確認ください。
※弊社製の型式が『AT』で始まる振とう培養機および 『TAL-RS310』の場合はVベルトが切れた場合にも操作パネルに『Er4 振とうモーター4異常』が表示されます。
『振とう時に異音がする』『振とうしなくなった』このような症状が出たら一度Vベルトの状態をご確認ください。
ご確認方法がご不明な場合はお手数ですが弊社までお問い合わせ願います。
あわせてVベルトの定期的な点検をお勧めいたします。