サーマルショック試験とは、電子部品や歯科材料などに、高温と低温の温度差を繰り返し与えることで温度変化に対する耐性を評価する試験です。
その試験方法はJIS規格等で定められています。
温度差を与えることで部品の材料に応力が発生し、繰り返すことで材料の疲労が貯蓄され 破壊につながります。
それがどの程度なのか(基準内なのか)を試験するのがサーマルショック試験です。
弊社では、液槽式のサーマルショックテスター(熱衝撃試験機)を販売しております。
液槽式は気槽式に比べ急激な温度変化率が得られるとされています。
弊社の液槽式のサーマルショックテスターTTS-1 やCタイプはどちらも様々な分野で長くご使用いただいております。
是非ご検討ください。
◆1,000,000 サイクル以上の運転実績を持つ熱衝撃試験装置。
◆タッチパネル方式で操作も簡単です。
◆イージーナビゲーション機能を搭載し複雑な運転設定を簡 単に行えます。
◆歯科材料の冷熱試験やその他幅広い冷熱試験現場にも対応しています。
◆試料の移動は回転アームによるシンプルなゴンドラ式ですので長時間安心してご使用いただけます。
液槽式サーマルショックテスター『TTS-1』の温度範囲は低温槽(‐20℃~+80℃)高温槽(常温~+200℃) となっておりますが、使用液により次のような温度範囲で使用されることをお勧めします。
TTS-1 | 低温槽 | 高温槽 | ||
使用例 | 使用液 | 温度範囲 | 使用液 | 温度範囲 |
① | 水 | +5℃~+80℃ | 水 | 常温~+80℃ |
② | エチレングリコール系ブライン | -20℃~+80℃ | 水 | 常温~+80℃ |
③ | エチレングリコール系ブライン | -20℃~+80℃ | エチレングリコール系ブライン | 常温~+80℃ |
④ | シリコーンオイル | -20℃~+80℃ | シリコーンオイル | 常温~+200℃ |